生活習慣病とED

食生活や運動といった生活習慣の歪みが大きく関係して起こる病気を、従来の「成人 病」に代えて「生活習慣病」と呼ぶようになりました。生活習慣病に含まれる病気のなか で食習慣と関係するものには、ィンスリン非依存(2型)糖尿病、肥満、高脂血症、循環器病などがあります。運動習慣と関係するものには、ィンスリン非依存糖尿病、肥満、高 脂血症、高血圧症などが含まれます。喫煙習慣と関係するのは、循環器病などがあります。また、飲酒習慣と関係するのは、アルコ—ル性肝炎などです。

生活習慣病のうち、糖尿病ではしばしばEDが合併することが知られているので、ED も生活習慣病の一種と誤解している人もいるくらいです。

EDは糖尿病のように生活習慣を改善するだけで予防できる場合もありますが、心因性 EDのようにある日突然発症することもありますし、事故や手術などで勃起神経を損傷す るような、生活習慣となんら関係なく突然発症することもあります。

解明されつつあるリスクフアクタ—

これまで正式な手法に則ったのED疫学調査があまりおこなわれてこなかったので、危険因子とEDとの関係が明確ではありませんでした。EDの疫学調査のモデルとしてよく引用されるのは、マサチユーセッツ州ボストン近郊 で行われた「マサチユーセッツ男性加齢研究」です。この研究では、EDのリスクフーは年齢、学歴、糖尿病、心疾患および高血圧であったと報告されています。

 

最近、勃起のメカニズムの分子レベルでの解明が進み、これまでEDのリスクファクターとして挙げられてきた加齢、糖尿病、喫煙などが、勃起を誘発する神経伝達物質である一酸化窒素の合成と関連づけて報告されるよぅになりました。このように、今後はEDの各種リスクファクターや疾患との関係についても分子レベルで解明されていくものと思われます。

ED予防の鍵

EDの疫学調査から、EDのリスクファクターとしてまず加齢が挙げられます。研究では夜間勃起(NPT)の計測による勃起力の観察から、年齢とともに勃起力の 低下がみられ、その主な原因は年齢が進むのに伴う陰茎血管系の変化と男性ホルモンの分泌低下が関係していることが判明しています。

そのほかに糖尿病や高血圧症といつた生活習慣病が含まれています。これら生活習慣と 関係する病気が、生活習慣の改善によって減少すれば、当然EDの発症率も低下するはず です。この意味で、生活習慣病を予防することはEDの予防にきわめて有効であるといえます。

もちろん、生活習慣病の発症と進展には、生活習慣要因だけでなく、遗伝的要因、外部 環境要因などが深く関与します。けれども、これらの要因のなかで自分の意志で変えることのできるものは生活習慣ですから、これを変えるだけでも生活習慣病の発症をかなり抑能と考えられるのです。生活習慣病の発症に共通する背景因子である食事、運動、飲酒、喫煙、睡眠などをEDとの関連でみてみましよう。


  • 食習慣

A.高カロリー食

B.高食塩食(高血圧、腎機能障害、心疾患など)

C。高胞肪食(前立滕ガンなど)

  • 運動習慣

a.脂肪の燃焼促進—動脈硬化進展の防止

b .ィンスリン抵抗性を改善ー耐糖能を高め糖尿病の発症を予防

c.エネルギー消费による肥満予防

d .ストレス解消

  • 飲酒習慣

少量はストレス解消になるが、大量のアルコール摂取は血圧上昇を引き起こすだけでなく、性中枢での機能を低下させる。

  • 睡眠習慣

充分な睡眠はストレス解消になる。不足は自律神経系に作用し体調不良、不整脈誘発、免疫機能を低下させたりする。

EDを引き起こすよぅな生活習慣病を予防するためには、これらの生活習慣に対してア プローチしなければなりません。

ブレスロウらは、健康を保つための生活習慣として次の七項目を挙げています。

1.適正な睡眠時間

2.喫煙をしない

3.適正体重を維持する

4.過度の飲酒をしない

5.定期的にスポーツをする

6.也朝食を毎日食べる

7.問食をしない

以上の七項目を実践すれば、生活習慣病の発症を予防でき、ひいては生活習慣病に合倂するEDの発症を予防できます

すでにEDになつている人も、これ以上の進行をストッブさせるため、あるいはED予防のため、単に生活習慣病予防のためだけにでも、自分の暮らしぶりを見直すことが、 今、必要なよぅです。

ED改善食事

EDは肥満や高脂血症、糖尿病など生活習慣病に深く関わっています。生活習慣病を持つ方は年齢を問わず、食事の乱れからEDを発症している可能性が非常に高いのです。そのため、EDの予防・改善にはまずこれらの生活習慣病から見直す必要があります。その第一課題は食事です。バランスよい食事をとることで、血管や血流の改善し、動脈硬化を予防・改善に繋ぎます。ここで、血流を改善する食品について紹介します。

食物繊維

EPA

EPAは魚に多く含有して、脳の発達や機能に関わって、血液をさらさらにしたりします。主にサバやイワシ、サンマなどの青魚から摂食します。ED治療だけでな、ほかの医薬品としても使用されています。積極的に、摂食することで、動脈硬化や心疾患の改善にも役立ちます。まずは週に2回を目標にして、食事に取り入れてみましょう。

ちなみに、青魚は良質なタンパク源でもあります。タンパク質に含まれるアルギニンは一酸化窒素(NO)の生成を促進。この一酸化窒素は血管を拡張させるサイクリックGMP(グアノシン一リン酸)を増やす働きがあり、勃起にも深く関わっている成分です。

食物繊維

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、動脈硬化の治療に効果を持つのが水溶性食物繊維です。血液中のコレステロール値の上昇を防ぐ働きが期待されます。加えて、過剰なナトリウムの排出を促す作用もあるため、高血圧の予防にも繋がります。

海藻類、さつまいも、にんじん、ごぼう、モロヘイヤ、芽きゃべつ、アボカド、納豆、切り干し大根に多く含まれていることがわかります。中でも、特に注目したいのは海藻類です。わかめやひじきなどの海藻類にはアルギン酸と呼ばれる成分が豊富に含まれています。アルギン酸は余分なコレステロールを体外に排出する作用があるため、動脈硬化の予防に効果的です。

亜鉛

亜鉛

EDの原因の一つとして、男性ホルモンのテストステロンの減少もみられています。亜鉛を摂食テストステロンの減少を防ぐことも可能です。体内に亜鉛が足りなくなると、精巣萎縮が生じてテストステロンの分泌量が低下します。そのため、日頃の食事で亜鉛を積極的に取り入れることが重要です。亜鉛が含まれている食材としては、アーモンドやゴマ、抹茶、牡蠣、あわび、豚レバー、鶏もも肉等があります。

 

 

ED改善トレーニング

ED改善といったら、まず、生活習慣から見直す必要があります。適度な運動やトレーニングもEDの予防・改善に大いに役立ちます。

運動やトレーニングもEDの予防・改善

運動やトレーニングがED治療に有効な理由は、血流改善にあります。正常な勃起を行うためには、陰茎海綿体にしっかりと血液が流れ込むことが重要です。

これは逆に言えば、ED改善するには血流も改善する必要が有ります。血行不良は普段の食生活によっても引き起こされますが、運動不足による筋力の低下も血行不良に大きく関わってきます。血行不良の改善のためには、運動は欠かせないのです。また、運動によって、勃起に必要な男性ホルモン、テストステロンが分泌されます。基本的には有酸素運動が効果的であり、ランニングやジョギングといった運動はEDの予防・改善に大きな効果があるとされています。

PC筋トレーニング


PC筋トレーニング

また、ED改善専門のトレーニングもあります。それはPC筋トレーニングです。

PC筋というのはペニスの根元から肛門にかけて、にある筋肉(平滑筋)のことです。この部分は勃起する時に、また、肛門や膀胱といった排泄する時に使う筋肉です。PC筋はペニスへの血流を増やすポンプの役目を果したり、血液がペニスから体内に戻ってしまわないように圧迫したりと勃起に大きく影響を与えることができます。

つまり、PC筋を鍛えることで、ペニスへの血流がよくし、勃起も強くなります。ここで、PC筋トレーニングの具体的な方法について説明します。

  • 肛門を締めます。
  • これから5秒ぐらいKEEPします。
  • その後、 徐々に緩めて普通の状態に戻します。
  • 最後に緩めた状態を5秒KEEPします。

これが1セットになります。これを朝、昼、晩に毎日10回ずつ行います。どんな体勢でも構わいません。立ち状態でも、横になった状態でもトレーニングでも大丈夫です。痛みなどがある場合は無理をせずに回数を減らすか、休みを取りましょう。無理をしすぎて筋肉を痛めてしまっては逆効果です。

PC筋トレーニングを数週間で、効果がしっかり体験できます。ただし、PC筋は鍛えしにくい筋肉です。トレーニングを怠ると、すぐ、元の状態に戻り、台無しです。常に意識して鍛えることが重要になります。半年がちょうどよいです。

ちなみに、下半身の運動もPC筋に良い影響を与えることができます。下半身の運動もPC筋を支えることにつながりますし、足は第二の心臓とも言われ、血液の循環に大きな影響を与えることができます。下半身を鍛える運動の中でも特にスクワットはEDに効果があると言われています。積極的にスクワットも取り入れるとよいでしょう。

EDとタバコ

ED(勃起不全)は不健康な生活習慣病が原因の一つで、特に喫煙と関連しています。 実は喫煙は日本性機能学会の診療ガイドライン上も勃起不全の代表的な発症リスクファクターとして記載されています。EDの80%以上が喫煙者という情報がそれを裏付けています。

EDとタバコ

EDとタバコ

まず勃起は性的な刺激があたまからの合図により、神経を介してペニスに伝わると、ペニスの動脈が拡がり血流が流れ込みます。ペニスにあるスポンジ状の海綿体が、流れ込んだ血液をぐっと吸い込み、大きくなる状態が正常な勃起です。EDの場合、ペニスの動脈の拡がりがうまくいかない、血液が流れ込まず、勃起につながる神経系のどこかがダメージを受けているため、硬くなるのに時間がかかったり、勃起が十分に続かなかいわけです。

タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる強い効果があります。タバコを吸うと、海綿体やペニスの血管の機能に異常になってが、血流が阻害され、その結果血行が悪くなり、結果、勃起機能が低下します。さらに日常的に喫煙する事で、血管が萎縮しきった状態と、ドロドロで流れが悪くなった血液のせいで、慢性的なEDになる事もあります。ちなみに、自分が吸わなくても、日常的に副流煙を吸う状況では、ほぼ同じ影響を受けてしまいます。タバコを吸わない人と比較してみると、1日11~20本吸う人は約1.5倍、21本以上では1.65倍と、タバコの本数が多い人ほどEDのリスクが高くなります。

また、「たばこには老化を促進させる物質が含まれ、動脈硬化を進行させるので、長期的に見ると勃起に悪影響をもたらします。それだけでなく、たばこには血管を収縮させる効果があるので、勃起に悪影響を及ぼします。ED治療薬の効果がタバコで落ちる場合もしばしばあります。せっかく効いているED治療薬をタバコがしぼませてしまう。実にもったいないことです。

タバコを嗜好する人

まとめ

日本のタバコを嗜好する人口は現在も男女合わせて2084万人も存在し、 これは日本人の6人に1人に相当する数です。 また男性のみの場合が1562万人になるので、EDの80%以上が喫煙者というデータからみれば、日本人男性のED発症人口1130万人をはるかに超えています。ED治療にはまずタバコをやめるべきです。

EDは早期治療

「ED」は勃起機能の低下という意味を現す「Erectile Dysfunction」の略称です。年に連れて、EDになるリスクも増えています。昔は中年男性から高齢者に多くみられますが、現代では若い人の中にも頻繁にみられるようになっています。EDの原因といえば、それは人によって違いますし、症状に関してもまったく勃起しない人もいれば、勃起はするけどすぐにおさまってしまう人もいます。

早期治療に越したことはない

ちなみに、メタにないですが、生まれてからEDであるケースもあります。このタイプは「一次性インポテンツ」と呼ばれます。そして、それ以外の原因によって引き起こすEDを「二次性インポテンツ」と呼びます。
一次性インポテンツは男性ホルモンの量がある程度に足していないです。二次性インポテンツは年齢を重ねるごとに衰えていく、からだの血流が悪化するためです。

現代社会では青少年でもよくEDがみられていて、その原因として一番大きいのが心因性の要素になります。社会的なストレスから統合失調症といった要素には十分に注意していかなければいけません。

他にも「恋愛インポテンツ」や「新婚インポテンツ」というEDの分類があります。たとえば新婚インポテンツというのは結婚するまでは正常に性行為ができていたのに、セックスレスなどが原因でEDになる場合があるのです。

早期治療に越したことはない

早期治療に越したことはない

どんなタイプのEDにしても、もし、自分がEDだと疑うなら、早めに専門の医療機関で受診してください。EDにかぎらずどんな病気でもいえることですが、早めに発見、早めに治療のほうが効率的です。

また、体調によっては、今日はたまたま元気がなく、て勃起しなかっただけ、中折れしてしまっただけだと考えて、そのまま放置する人がいると思います。EDをずっと放置している場合はどんな結果?

気になるところですが、「心因性ED」は心理的なことによって引き起こすため、からだの機能の自体に問題がなければ自然治癒することも可能ですが、身体が原因の「器質性ED」はからだの機能が衰弱して、起こってしまっているため、放置していると症状が悪化し、治療しにくくなります。最悪の場合はマスターベーションもできなくなってしまう可能性があります。

そのためEDかどうかの迷うにしても、早期治療を心掛け、医師からカウンセリングを受けたり、バイアグラなどの治療薬を利用することがオススメです。

EDの治し方

多くの男性を悩ませる勃起不全勃起不全(ED)は、勃起不全(ED)治療薬を利用して、治す方法や、運動、睡眠、から治療する方法もあります。

勃起不全(ED)とは、英語Erctil Dysfunctionの略で、勃起不全ともよばれています。勃起不全(ED)の症状としては、勃起がうまくいかない、硬い状態を維持できず、満足なセックスを行えないなどが挙げられます。男性にとって、深刻な問題です。しかし、勃起不全(ED)は特に予兆などがありません。30代からの男性に多く見られるものであり、早い人では20代で経験する人もいます。20~40代の男性では、50%以上の方が勃起不全(ED)患者であるという調査結果もあります。

EDの治し方

勃起不全(ED)治療薬

勃起不全(ED)の誘因としては、睡眠、ストレス、生活習慣病などがあげられます。勃起不全(ED)は性機能障害で、専門病院で治療を受ける必要があります。しかし、勃起不全(ED)を他人に話すのがとても恥ずかしいことで、そんなわけで、病院にいけない男性が多いです。デリケートな部分ではありますが、適切に治すためには専門家の診察を受けるようにしましょう。

専門病院を受診すると、バイアグラ、レビトラ、シアリスなどの勃起不全(ED)治療薬が処方されます。これらの薬の有効性は80%以上あると言われています。薬のほかにカウンセリングと合わせて治療が行われます。

運動

勃起不全(ED)治療薬

運動不足もEDに繋ぎます。ED改善する運動として、有酸素運動が一番です。中にはスクワットは効果的です。

骨盤の底部に広がる膀胱など、内蔵器官が下に垂れさがってくるのを支える筋肉群を骨盤低筋群と言いますが、これを鍛える事で勃起不全(ED)治療に役立つと言われています。他にも大腿四頭筋と大殿筋を鍛える事ができますが、これらは体の中で最大の筋肉なので、ここを鍛える事は、トレーニングとして最大の効果が期待できます。

トレーニングをすると一時的にテストステロンの分泌を促します。やがて減少しますが、筋肉が肥大し、続ける事により筋肉を維持する為に、テストステロン濃度が恒常的に高くなるようになります。肥大した筋肉によって代謝が上がり、カロリー消費も増加します。

ただしサイクリングは、性器がサドルに圧迫される事で、逆に勃起不全(ED)に引き起こす恐れがあります。長時間使用のが避けて、圧迫しないように柔らかいサドルにするなど対策が必要かもしれません。

睡眠

睡眠不足も勃起不全(ED)の誘因の一つです。ちゃんと、睡眠をとるようにしてください。寝る前に、できるだけ携帯などいじってないで、普段、眠る時間を1時間前に調整しましょう。

勃起不全(ED)を防ぐのには生活習慣から見直すべきです。忙しい現代社会では難しいかもしれませんが、外食を和食にしてみる、駅などではなるべく階段を使うなど、出来る事から少しずつでも始めるよう心掛けましょう。

EDの症状

EDとはいわゆる、勃起不全のことで、以前はインポテンツとよばれてきましたが、現在英語の略、EDと呼ばれています。その定義は「勃起時の硬さが十分ではない状態」、「勃起しにくく、しても持続しない」、「挿入できても萎えてしまう」などがります。そして、EDはいくつの原因で、引き起こす、ぞれぞれ、の症状も少し違います。ここで、ED、勃起不全の症状について説明いたします。

EDとはいわゆる、勃起不全

身体的

年がとるにつれて、肥満が原因となって内臓脂肪が多かったり、新陳代謝が悪くなって、血行不良が起こり、血流が悪くなる可能性があります。また、怪我や事故などで身体に大きなダメージを受けて、神経系、血管や血流などを圧迫したり、外傷や損傷を受けると順調に性的興奮が神経へ伝達されず、EDになる可能性があります。この場合は、症状の度合いによって異なりますが、適切な診断を受けてもそう簡単に治療できません。

心理的

精神的や心理的な問題の影響でEDになる場合は、生活の環境にも関わっています。ストレスによって症状が起こったり、30代~40代の世代は、異性や職場の人間関係からショックを受けたり、将来的な迷いからEDになるケースも多いです。

過去に経験したセックスに関するトラウマが誘因に、自分ひとりで考え込んだり精神的に不安を感じたりするとEDを引き起こしてしまいます。精神的や心理的なEDは、メンタルケアから注意すべきです。家族や恋人などの理解が必要で、一緒に治療ほうが効率的です。

判断ポイント


判断ポイント

EDとは勃起できない状態ともいえますが、それは間違っています。勃起できると言って、EDの可能性もあります。自分がはっきり、わからない時に、どうやって判断すれば、いいのか、実はEDに関しては

ある判断ポイントがあります。それが勃起硬度測定評価(EHS)というもので、勃起時の硬さで、EDかどうかを判定します。

レベル4…勃起した時に、石のような硬さが維持できまる。ペニスが完全に硬直している状態です。

レベル3…勃起時の硬さがグレープフルーツ程度です。ペニスが十分に硬く挿入も自由にできるが、完全な硬さとはいえない状態です。

レベル2…勃起時の硬さがちゅっと足りない。ペニスは挿入できない硬さで、うまくいかない状態です。

レベル1…勃起時の硬さがこんにゃくみたいで、ペニスは大きくはなるものの硬くはならない状態です。

レベル0…ペニスが大きくなること自体できない状態です。

レベル0~2であればほとんどEDだと判定できます。グレード3以上も安心できません。硬さが満足しても、中折れの場合もEDの可能性があります。

 

EDとは、

年が取ると、さまざまな悩みというのが出てきますよね。男性にとって最も困らせる問題が「ED」また、勃起不全ともよばれています。勃起機能の低下という意味を現す「Erectile Dysfunction」の略称です。

EDになると勃起が続かなく、中折れの多発し、セックスにコンプレックス感を持って、男性にとっては自信を傷つける病気です。そして、夜の営みは夫婦関係に繋ぎます。自分だけの問題でではなく、軽視できない非常に深刻な病気だと言えるでしょう。

現在、世界中にED患者がどのくらいいるのか調査しよ うという試みがなされ、成人男性の4分の1もの人が、勃起が十分ではないといわれています。軽度のEDと診断される男性を含めるとその数値はさらに高まり、なんと2分の1もの有病率になっています。

勃起不全の現状

勃起不全の現状


わが国はブラジル、イタリア、マレーシアと組んで4力国で同時 に調査が行われた。わが国では疫学の専門家の参加を得て「成人男子の健康と性に関する 調査」委員会を組織し(委員:阿部輝夫あべメンタルクリニック院長、精神科医、丸井英二 順天堂大学医学部教授、疫学専門;石井延久東邦大学医学部教授、泌尿器科医;林邦彦群 馬大学医学部助教授、筆者)、日本性科学情報センターが中心になって調査を行った。

調査方法は全国100地点で住民基本台帳より30〜79歳の2,000サンプルを層化二段階 無作為抽出法で抽出し、この2,000人に質問紙(質問内容は4力国共通だがわが国では少し 変えている)を郵送して係員が直接回収した。回収率は51%で、性に関するこの種の調査で は高い回収率が得られた。回収したデータはアメリカの専門家に送って解析を依頼し、そ の中間報告は委員の丸井3>が1998年アムステルダムでの第8回世界インポテンス会議で 報告し、最終報告は近々誌上に発表する予定になっている。この中間報告をもとにその年の男性人口からわが国のED患者数を計算してみると、31〜70歳のうち完全なED患者数は1,740,000人、中等度のED患者数は8,000,000人、軽度のED患者数を含めるとわ が国には9,800,000人以上のED患者がいることがわかった。今回の調査成績を同時に 行ったブラジル、イタリア、マレーシアと比較してみると、わが国の全体的なEDの有病率 は39%なのに対し、ブラジル15%、イタリア21%、マレーシア16%とわが国がずば抜け てED有病率が高いことがわかった。これはわが国はほかの国と比較して人口の老 齢化が進んでいるためで、わが国ではED患者数の43%が61〜70歲の高齢者で占められ ていた。そこでアメリカのマサチューセッツ州、ボストン近郊を中心、に行われた高齢者の EDの疫学調査4)(Massachusetts Male Ageing Study : MMASといわれ、この疫学調査 はEDの疫学調査のモデルとしてよく引用されている)のデータと今回のデータを比較してみると、全体的には日本もほぼアメリカと同じくらいのED有病率だが、高齢者 は日本の方がむしろ高いことがわかった。このようにわが国には大変な数のED患者がい ることがわかったのである。

一方、アメリカの研究者たちは日本のED患者の推計値は少し少ないのではないかと考 えている。それはアメリカのED患者数は約30,000,000人といわれており、先に述べたよ うにMMASとの比較でアメリカ人と日本人とほぼ同率でEDが発生していることから、 日本の人口はアメリカの約2分の1なので日本には15,000,000人のED患者がいるはず だというのである。いずれにしても驚く数字なのである。

勃起のメカニズム

勃起のはとても自然なことで、朝でも普通に勃起しますが、大半の人が深く考えたことがないと思います。なぜ勃起できるのか、どんなメカニズムで起こっているのでしょうか

興奮すると自然に勃起できる、イメージがありますが、血流に関わっていると認識されている人もいらっしゃるかと思いますが、その認識はまだ不十分だと言えるでしょう。勃起にはもっと複雑なメカニズムがそこにはあるのです。

勃起のメカニズム


勃起のメカニズム

勃起に関する病気で代表的なものは、EDで、勃起不全とも呼ばれています。患者数も1800万人にも及ぶと言われ、国民病とも言えるでしょう。勃起のメカニズムを知ることで、EDの改善に繋ぎます。勃起へと至るには2種類あるとされています。

まず男性が視覚や触覚など五感によって性的刺激を感じることで、脳が性的興奮を感じます。これを受けた大脳皮質から指令が送られ、中枢が刺激されることによって、勃起します。脳と男性器は直接的には繋がっていないので、勃起神経は勃起のためには非常に重要な神経だと言えます。精神的な興奮がなければ、維持することはできません。

勃起の変化について


勃起の変化について

ペニスには、陰茎海綿体と呼ばれるところがあります。

性的な興奮や刺激を感じると、血液中に一酸化窒素(NO)という物質が増えて血管を膨張させ、サイクリックグアノシン1リン酸(cGMP)というものを作り出し、このcGMPによって海綿体へ血液が流れ込みやすくなり、男性器が大きくなりやすくします。そして、ペニス動脈から大量の血液が海綿体に流れ込み、ペニス背面静脈を圧迫して、固い状態を維持するのです。つまり、動脈と静脈が、非常にバランスよく仕事をすることで起こる身体の現象であると言えるでしょう。

勃起には、血液の流れが非常に重要であるということが分かります。血管を拡張させるためには、一酸化窒素が不可欠ですから、ED治療薬にも、一酸化窒素の分泌を促進する作用が含まれています。更に、副交感神経にも大きく左右されます。

リラックスした状態の時に活発となる自律神経のひとつですが、この副交感神経は、血管を緩める働きも持っています。血管が収縮していては、陰茎海綿体に充分な血液を送り込むことができません。ストレスを感じていたり、緊張していたりすると、うまくいかないことがあるのは、交感神経の方が優位に働き、血管を縮めているためです。物理的な刺激もさることながら、リラックスした優しい気持ちと、相手を思いやる愛情が一番重要であると言えるでしょう。

EDの原因

心因性EDについて

EDとは英語のerectile dysfunctionの頭文字をとって、性機能障害インポテンスのことを指します。1993年EDに関するアメリカのNational Institute of Health (NIH)のコンセンサス会議で定められた「勃起の発現あるいは維持できないために満足な 性交ができない状態」が世界的に用いられるようになっていいます。

今まで、EDの原因と言えば、心理的要因による心因性EDのケースが多いと言われていますが、医学の進歩に連れて、現在、器質性EDと混合性EDが圧倒的に多いということが判明しました。たとえば抗精神 病薬が勃起機能を抑えたり、抗精神病薬の中には高プロラクチン血症を引き起こす場合も あり、これによってEDに陥っている場合もあり、精神疾患を機能性に含めることに疑問が 出ているわけである。

心因性EDについて


まず、イメージの心因性EDですが、心因性EDとは、あらゆる検査で身体的異常 はないにもかかわらずEDとなるものです。精神障害、特にうつ病や不安神経症などの精神障害も心因性EDの原因と考えています。心理的原因として、ごく普通にみられる心理的要因、過去のセックスの失敗からくる不安、失恋や夫婦間のトラブル、離婚、嫁姑の問題、仕事からくる不安 やストレス、経済的破錠などによって起こるものと心の奥底にひそむ心理的原因、また、怒り、憎しみ、ねたみ、愛憎葛藤、生育上の諸問題、幼少時期における精神的外傷、 ホモセクシュアルなどもEDに繋ぎます。心因性EDの中 で多くを占める新婚EDの共通した背景因子は見合い結婚が多い、童貞で結婚した者が多 い、性的経験に乏しいなどで、このため初夜に過剰な緊張状態となり性交に失敗し、それ がまた次も失敗するのでないかという予期不安となり、次の性交にも失敗し、このような 失敗を繰り返すようになってEDに陥るものが圧倒的に多いです。

器質性EDについて

器質性EDについて


器 質性EDとは、勃起の機能に関して、どこか身体そのものに異常がありE Dになつたものを指します。器質性EDといてもいろんな種類があって、だいたい陰茎性、神経性、血管性、内分泌性に分けています。ここで、その4つに詳しく紹介します。

陰茎性

勃起時陰茎の硬結や索状物で湾曲したり、あるいは疼痛があったりして性交ができない もので、その原因として先天性のものでは陰茎湾曲症、尿道下裂など、後天性としては原 因はまだ不明だが、陰茎に硬結ができるPeyronie病などがある。

神経性

勃起に関与する神経の障害の原因として、外傷(脊髄損傷、脳外傷)や手術(直腸、膀胱、 前立腺のような骨盤内臓器の悪性腫瘍に対する根治手術も神経を損傷しないように注意し て手術する神経温存手術が行われているが、原疾患が悪性のため、病気の進行具合によっ ては神経を犠牲にせざるを得ないこともある)、脳血管障害に伴う中枢神経障害、多発性硬 化症、その他糖尿病やアルコール中毒による自律神経障害などがある。

血管性

陰茎梅綿体へ流入する動脈系の障害による海綿体内に流入する血流量の低下をきたして EDに陥る場合が動脈性EDで、主な原因として閉塞性動脈硬化症がある。また、骨盤内手 術の際や骨盤骨折の際に動脈を損傷したり、会陰部の鈍的外傷によって内陰部動脈の閉塞 をきたすこともある。一方、陰茎海綿体から出ていく静脈系の閉鎖機構の障害によって起 こるEDを静脈性EDと呼んでいるが、これは陰茎白膜の異常(白膜組織の組成が加齢に よって変化し弾力性がなくなるなど)によるものか海綿体組織そのものの変化によるもの かまだはっきりしていない。

内分泌性

精巣機能低下による男性ホルモン(テストステロン)欠乏症と高プロラクチン血症が主な もので、このほか甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症の際にもEDがみられ、このような ホルモンの異常が原因のEDを内分泌性EDと呼んでいる。

先天的な精巣機能低下によるテストステロン欠乏に伴うEDもあるが、最近は加齢に伴 うテストストステロン欠乏に合併するEDが注目されてる。テストステロンが著明に低下 した高齢者にあってもなお性欲があったり、勃起がみられたりすることから、テストステ ロンは勃起に直接関与しないと考えられていたが、最近テストステロンは性中枢における モノアミン(このアミン類が勃起を促進したり抑制したりしている)の効果を発揮させるの に重要であるばかりでなく、末梢においてもテストステロンが一酸化窒素合成神経(勃起を 起こさせるのに最も重要な神経の一つ)を賦活していることが知られるようになった。実際 に加齢とともにテストステロン欠乏によるEDが増加してくるし、これら症例にテストステロンを補充するとEDが改善することもわかった。

一方、高プロラクチン血症は視床下部のドーパミン代謝を亢進させて性腺刺激ホルモン (LH – RH)分泌を抑制することで性機能に影響すると考えられている。高プロラクチン血 症で性欲の低下とEDのほかに射精障害をきたすことがある。高プロラクチン血症の原因 として下華体腫瘍、薬物などがある。

混合性EDについて

混合性EDについて


実は調査によると、EDの原因一つだけではなく、複数の因子、絡み合って起こると考えられ、心理的要因、から器質的な原因となったケースや器質的な原因から心理的要因となったケースもよく見られます。単に器質性とか心理的要因に区別することは難しいです。その両者が混在するものを混合性EDとよばれています。

混合性EDには糖尿病や腎不全などの慢性疾患に伴うEDがある。これら疾患では原因 が多岐にわたり器質的要因に心理的、社会的要因が加味していることが多い。

その他の原因


今でも判明できない、要因もあります。例えば、薬物による薬物性ED、器質性EDの一つともいえますが、これは中止するとEDが改善すること(可変因子)から、器質性EDに含めないとする意見も多いのでここではその他 のEDに分類した。

薬物がEDを引き起こす薬物性EDは、日本では薬の説明書にもEDについて記載したものは殆ど見当たらず、多くの医師や薬剤師はEDのことは知らないし、関心もあまりない。ところが種種なる薬がEDを引き起こし、EDの実に25%は病気そのものが原因でなく、病気の治療のために処方された薬によってEDが引き起こされているといわれ ています。

その薬物の主なものは抗精神疾患薬(三環系抗うつ薬、セロトニン再取り込み阻害薬、 ドーパミン拮抗薬、フェノチアジン、抗コリン薬など)、降圧薬(利尿薬、交感神経抑制薬、 神経節遮断薬、ACE阻害薬、カルシウム拮抗薬など)、ホルモン薬(前立腺がん の治療に使用する抗男性ホルモンなど)、抗潰瘍薬(H2捨抗薬など)、このほか可変因子とし て過量のアルコール摂取、マリファナ、アンフェタミン、ノマノレビツレート、阿片などの薬 物乱用もEDの原因になります。